依頼者は全然気がつかなかったとのこと。
土地を見る時は、雰囲気だけで判断しないこと。
周辺環境のチェックも大事ですが、家が建つときの目の高さに何があるかなども十分検討が必要です。
敷地内に電柱があっても、工事に支障がない位置、建物が建てられるならば、問題ありません。電柱が敷地内にあるときは電力会社から土地の借用でわずかな費用も支払われます。
先の例では、動かせなかったので土地購入は見送りました。
他にも、前面の道路の電柱が邪魔して車が駐車出来そうにないケース。
この場合、電力会社との交渉で、移動出来る可能性があります。しかし、費用はこちら持ちという場合があります。
まずは、計画する時に電柱の位置の確認。移動かなのか不可なのか、電柱移設の技術的条件等も事前に話し合う必要があります。
検討や工事に時間がかかりますので、設計者に段取りや交渉をお願いするのがベターです。
