きく　～住まいの考え方、材料の選び方などのアドバイス～

毎日使うところは、ぜひ自分の使いやすい高さにしましょう。
洗面化粧台やキッチンの調理台の高さ等は、人間工学に基づいてある程度決まりがあります。
最近では、各メーカーも高さ違いを選択出来るようになってきましたし、カタログに詳しく記載している場合もあります。しかし、使い方によっては一般論が正しいとは限らないのです。合わない高さが知らないうちに日々のストレスを生みます。

新築、リフォーム時はもちろん、建て売りを購入されるときも、出来れば水廻りはご家族で確認されることをお勧めします。
まだ工事中で高さが選択出来るのなら、ぜひ検討なさって下さい。




さて本題です。
キッチンの高さは、調理台は身長÷2+5センチ　がベストと言われています。
しかし、既製品では５センチ刻みになりますので、それを目安として高い方か低い方を選んで下さい。

ご夫婦のどちらの身長で計算するか、それはキッチンに長く立つ方の方を優先するようにMKデザインスタジオではお勧めしています。また、ご夫婦で同じくらい料理をするけれど身長差が大きいときは、高さの違う調理台を用意しましょう。





お子さんと料理したい方は、踏み台を利用して同じ調理台でも出来ますが、やはり脚を床に付けての作業の方が安定します。そこで、低くなるワゴンや高さの低い調理台を作っておかれると便利です。
普段のサブの調理台としても活躍します。


子どもが作業に関われる年齢4、５歳児の身長と大人の作業台として兼用出来る高さから、その場合の高さは65センチ程度がMKデザインスタジオのお勧め高さです。