本日は旧暦新年、春節にあたります。
週末の暖かさで、梅が咲いた熊本です。
暦通り、まさに新春。
西暦2020年、令和二年の
MKデザインスタジオ一級建築士事務所の目標は
まさに、飛躍の年とすべく、
これまで温めてきたアイデァを実行に移す、です。
木のものづくりを、ソフト面ハード面両側面から
そして、人育てまで広げていきたい所存です。
具体的には、1)、2)、3)は主に、建築設計事務所として、
4)、5)は、主に、
森と樹と暮らしを繋ぐコミュニティラボとしての活動になります。
1)
木の建築の新しい構法、空間づくりの研究と追求そして、実践。
木の持つ可能性、美しさの引き出し方など、
新しいことにもチャレンジして参ります。
2)
伝統構法の修復に関わってきた経験を活かし、
木をありのままに使い,活かす構法、
伝統的な匠の技の価値発信、拡める広げる。
今年の秋、(2020年11月頃)ユネスコ(国連教育科学文化機関)の
無形文化遺産の候補として
「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」の
記載の可否が審議される予定です。
これまで、「伝統を未来につなげる会」署名活動や、
シンポジウム参加で応援してきました。
これからも、日本の建築の技が後世に残って行くよう尽力して参ります。
「伝統建築工匠の技」の保存、活用及び発展を推進する会はこちら
http://www.kenchikukosho.jp/index.html
3)
天然乾燥木材の活用、住まいづくり、そして、住まいづくり学校の開催
五木村の葉がらし材を、五木源住宅(山も人もまちもごきげんに!)の協定者として、
一部活用して参りましたが、今年は、仲間とともに
ユーザー育ての場、住み手への有意義な情報発信の場を開催していく予定です。
4)
木育ひろばの場づくり、木のおもちゃ広場での木育講座開催
遊び場や子育て広場に、地域材を使って地域の場を木質化して参ります。
5)
木育ビジネスの実践へ向けて準備、エシカルデザインライフの啓発
ヒト、モノ、カネ(エネルギー)を融合させ、
日本の木の商品化、流通、販売促進への手がかりをつかみます。
地球温暖化対策など環境問題を、
日本の木を通して、身近に解決する暮らしを皆さんと考え、
行動していきたい所存です。
以上の事柄を
前半は準備機関、後半は新規プロジェクト立ち上げ、
実行期間に致します。
春節新月に誓って、しっかりと一歩一歩理想に近づけて参ります。
共感してくださる方々、皆さんのお知恵とお力をお貸しく下さい。
どうぞ、ご一緒に明るい未来を想い描き、実現して参りましょう!