14日のことです
土台の加工間違いが見つかり、予定より一日遅れの建て方となりましたが、お天気も良く順調に進んだ一日でした。
トーントン、コンコンコンコン、、、
と大工さんや鳶職人の作業の音が響きます。木組みを組み立てる音です。
この音が実に好きです。人の手仕事を感じさせる音だからです。
住宅が大工さんの技がなくても建てられるようになって、今では、バンバン(←ちょっと癇に障る音です)と機械でビスを止める音が鳴り響くばかりの工業製品 と化した住宅工事が多い中、今回の木造在来工法の建て方には昔ながらの音が残っています。それが、この工法を採用するささやかな理由でもあります。
近隣に大きく響く音ですが、これまでクレームが来たことは私の経験ではありません。不思議と大きな音でも人のリズムや呼吸で生み出される音は、不快に感じないからではないでしょうか。建てる人も周りの人も、住む人も心地よいモノづくりがしたいものです。