HMJをみなさんご存知でしょうか?
HandMade in Japan Fes が今年も開催されます。
日本全国のクリエーターたちが集まって、日頃の作品や新作を展示し、
多くの人に知ってもらおうという場です。
フードコーナーやライブなどもあり、お祭りのような賑わい。
今年は、友人のChiakiさんがイベント出店されます。
日時:2015年7月25,26日、場所:東京ビックサイト西1,2ホールです。
DAIAクローゼット、ブース番号は「B-84,85」ぜひ見にいらしてください!
https://hmj-fes.jp/ichiran/2695
古着といってもビンテージ物の生地を使い、バックや小物にリメイクする
日本でも数少ない、リメイクデザイナーです。
彼女の作品は、私の経営理念「今あるものの価値を最大限に引き出す」というところと共鳴します。
物があふれる時代。
眠っている布たちにもう一度命を吹き込む彼女の仕事に感銘を受けます。
私自身の「地をつくる」建築のものづくりとは違い、
柄×色の華やかな世界です。
一見、真逆の世界のようにも見えます。
ところが、
私の建築のものづくりの場合「その空間で過ごす人が主役として輝く」、
彼女の場合「それを使う人がときめいて輝く」
という根元にあるコンセプトは共通しているのです。
出来上がったものこそ、華やかですが、地道にコツコツとミシンでの格闘は、私の図面作図との作業にも似ています。
将来的には、子ども向けや一般向けの
手ほどきリメイク本を作りたいという彼女。
そこで、今回、針に乗った可愛らしいChiaki魔女のキャラクターを提案。
ブースのイメージ作りのお手伝いをさせていただきました。
背景を黒にする案です。
実際の展示場は横長で、しかもレンタル品を用いなくてはならないという制限があり、背後の板はなく、イメージ案は見送られることとなりました。
今回は、簡単なレイアウト案の検討に止まりましたが、
今後の展示企画に活かせればと思います。
MK design studioでは、立体を考えるだけではなく、
個人企画のプロデュースやイメージ作り、スケジューリングや予算組みなどの計画立案も行っています。
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いろいろと展示案を練る中で、
彼女のやりたいこと、ものづくりの今後の方向性や迷いが
吹っ切れたと言っていただきました。
クリエーターさんは常に作品づくりで葛藤です。まずは、そこがスタート。
展示企画づくりを通じての、私たちの仕事のはじめの一歩は、人づくりですね。
25日初日は、私も展示準備のお手伝いに伺います。
多くのものづくりに本気の方達との出会いを楽しみにしています。
素敵なご縁が広がりますように!!