東京都F邸改修工事の
今回の一連の改修工事の締めくくりは、モミの木のキッチンワゴンです。

天板には落下防止の立ち上がりがあり。
既存の壁とフロアにあるコンセント用に穴あけがあり。
棚板は、可動部分と固定部分があり。
キャスター付きなので、ご飯をよそう時は、
テーブルの近くまで炊飯ジャーをそのまま移動できたり。
現在の生活でのお困り点や、改善したいところのヒアリングから始まり、、、
→打ち合わせ後、ご提案スケッチ
→希望修正箇所反映し、図面化
→製材所さんと施工者さんの両方と、材料と施工の検討、
→その内容を依頼主にお伝えして了解をいただき
→製作。納品
と、やりとりの工程は多いです。
写真は、気に入ってくださった依頼主さまが
使用感をメールで送ってくださったものです。
毎日使うものだからこそ、ちゃんと納得のいくものにしたいですよね!
木のことを少し。
天板は、工務店さんが他で余ったタモ材を無償提供くださり、
(もったいなくなくてGood!)、
その他を、1本のモミのからとった内装関係で使った材の最後の部分で、
家具が完成。
山の木もこれで命を全う。
依頼主の元で新たな生活が始まります。
木は呼吸するので、伸び縮みがあります。
ウレタン塗装などで、呼吸を塞いでしまった場合は別です。
素地のまま、もしくは、自然塗料で呼吸をさせてあげることで
香りも、調湿効果もそのまままです。
ぜひ、一人でも多くの方にありのままで使っていただきたいものです。