2017年熊本震災復興_伝統的建物の修復現場3月分監理報告です。
3月分後半の工事監理ブログをまとめてアップします。
<2017年03月15日>
被災建物支援ネットワークの長谷川さんに
解体後の現場を見ていただきました。
どこをチェックすべきか、
どの辺りを再度検討すべきか、
新潟の地震時での現場の対応、、、
などなどを伺うことができ、本当に有難うございました!
<2017年03月22日>
解体前は、侵入できなかった
2階の小屋裏に入りました。
課題も見えてきて、
謎もとけてきて、、、。(不明点がはっきりしたの意味)
これから、いよいよ構造の方針、最終検討に入ります。
<2017年03月29日>
現在お住いの仮設住宅での打ち合わせ
バリアフリータイプにご入居なので、
良かった点などお聞きしながらの打ち合わせです。
段差解消の畳とのすり合わせが良いとのことで
実測させてもらいました。
改修後の現場でもどうしてて段差が出るところは
このような対処が良いとのことでした。
本題は、既存の太陽光温水器をエコに活用する仕組みを検討中。
ガス屋さんも同席くださいました。
設計監理者が提案する方法を
何度も現場に足を運んでくださり
施工性を検討中くださってます。助かります。
本当にユーザーにとって何がお得で、
真の意味で環境にもよくて、エコで、
快適になるというのを探っています。
現場では、シロアリ駆除業者による
被害状況の報告を受けて、その確認でした。
主要構造部への影響はなくほっとしました。
伝統的建物の修復には
一つずつ、丁寧に
調査、確認、対策検討の繰り返しが肝心です。