↓ダイニングと居間の間の欄間は再利用、撮影の様子
この5月
ありがたいことに、外構工事、蔵の新設工事も無事に終えて
先日、竣工写真を建築写真家さんに撮っていただきました!
今回、ここにアップするのは、当事務所撮影の監理写真です。
写真家さんの写真は編集中です。掲載はお楽しみに。
↓奥の広縁
先代方が磨いて使い込んでこられた床をそのままに
手前は新規ヒノキ床材、段差にはスロープを設置。
↓玄関ホールの古梁の下には、掛け時計を。
その下には、飾り棚。
床の間と同じ朱赤の和紙で花瓶入れを作りました。
左側扉は、柿渋塗り
開けてみないとわからない箇所もある古民家再生。
いろいろなドラマ(!?)がありました。
大工さんと、監督さんと、一緒に検討し、
そして解決方法は、諸先輩方にも相談しての完成です。
本当に、多くの方にお世話になりました。
↓玄関土間には、黒那智を埋め込み。壁には鏡。
下足入れは、古建具の再利用です。
本当に、細かいところまで、
大工さん、左官屋さん、建具やさんと随分と職人さんにはお世話になりました。
そして、現代の暮らしに合わせ、目立たないように配線してくださった電気屋さん、
太陽熱での給湯を、新しいお風呂に取り入れてくださったガス屋さん
石場建ての住まいで、基礎や土壁からの配管はかなり手間だったけれども、
上手に配管してくださった設備屋さん
監督さんをはじめ、見積もりや契約書を届けてくださった営業の方、
工務店さんの皆様には、感謝いたします。
そして、工事を最後まで、安全にできたのは、
ご先祖様が見守ってくださったことからだと思っています。
亡き先代も
ひなたボッコを楽しまれたという広縁から外に出られるテラスは
新しく木製で製作。
ご夫妻で歓談される様子を後ろから眺めながら、
完成の喜びと、このプロジェクトに関わらせていただいたことに
感謝しました。
外構部分は、また改めてupします。