最初に、くまもと型復興住宅も、
ガイドブックのままの案と注文住宅の場合があります。
今回は、後者なので、カテゴリーを02とします。
くまもと型復興住宅02の工事進捗をまとめてアップします。
確認申請の確認済証が降り、着工しました!
着工して、すぐに行ったのが、杭工事です。
今回、地盤調査を行ったところ、数値が芳しくなく、
地盤改良の方法の検討を重ねてきました。
地盤改良には、
地面の表層を改良する方法、砕石パイルを埋め込む方法など
柱状改良や置換法もあります。
データの数字だけではなく、
かかってくる条例や、建主の懐具合、
費用対効果も考えつつ、
の土地にふさわしい選択をしなければなりません。
見積もりも、実に、3種類とりました。
その中で、すべての条件を満たすのが、今回は杭工事でした。
復興が続く熊本では、地盤調査に入ってもらうのでさえ、順番待ち。
杭工事も、大型機械を使うため、日程を逃すと、随分と工期が遅れます。
今回は、担当者の迅速な手配で、
なんとか、滑り込んだ形で施工ができました。
↓杭工事完了、地面に鋼管杭が入りました。
杭が終われば、すぐに、根切りにはいり、
基礎工事の下地、砕石を転圧します。
照り返す日射の中、日陰もない現場で、
職人さんは汗だくになりながらの工事。
本当に頭が下がります。
転圧も十分に行ってもらったら、
いよいよ捨てコンと基礎の配筋です。
基礎配筋検査も、一部施工が終わったとの報告を受け、
来週には配筋検査ができそうです。
↓報告の写真の一部
(個人情報を伏せるため、工事看板のない写真をここでは公開します)
鉄筋も、熱を持つと、素手では触れないほど高温になります。
猛暑の中の、皆様の頑張りには、本当に感謝いたします。
お盆前までに、基礎の打設が目標です!