監理ポイント_その3です。
[屋根通気の入り口、吸気口の施工状況]
軒裏には、板張りの間に、吸気グリルをつけます。
目をつぶって、板の部分と、グリルの部分と、
手の指を当てると、グリルの方は、
空気が動いているのがわかります。
かすかに吸い込まれている様子が確認できました。
瓦屋根も棟瓦は通気瓦です。
上から見ると普通の瓦に見えますが、、、
実は、通気の穴が空いています。ここから熱風が出てきます。
外壁の通気層工法は、
空気の温度差を利用しています。
屋根の暑くて軽い空気が
排気口から、出ていくことで、
冷たくて重い下の新鮮な空気を吸い上げます。
ですから、常に、空気が動き、
熱を建物にこもらせない考えです。
吸って、吐く。。。人間と同じですね。
息が止まったら、、、苦しいですよね。
建物がちゃんと呼吸しているかの確認なのです。
そのほかにも、板張りの施工状況なども見て回ります。
最終確認は、再度、足場が外れてから再度行います。
いよいよ、内装工事のブラッシュアップです。
引き続き、仕上げ工事の様子もアップしていきます。
お楽しみに!